8日、シーサンパンナ・アジアゾウ救護・繁殖センターで子ゾウの健康診断を行う「ゾウのお父さん」の陳継銘(ちん・けいめい、左)さんと莫詩宇さん。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)
【新華社シーサンパンナ12月11日】中国雲南省にあるシーサンパンナ・アジアゾウ救護・繁殖センターが保護、救助していた負傷した雄の子ゾウは、3カ月余りの治療とリハビリを経て、順調に回復している。すでに正常に歩くことができ、健康状態は改善傾向にある。
同センターは国家1級重点保護野生動物に指定されたアジアゾウの保護、救助、繁殖に重点を置く国内唯一の研究拠点で、2009年の開設以来、計25頭を保護、救助してきた。
ゾウの保護と世話を専門に行うスタッフ、通称「ゾウのお父さん」の莫詩宇(ばく・しう)さんは「日常的な健康観察や餌やりのほか、野生で生きていくための能力を維持するために、毎日子ゾウの野生化訓練を行っている」と紹介した。現時点で子ゾウには名前がなく、センターはインターネットで名前を募集する予定という。
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8日、シーサンパンナ・アジアゾウ救護・繁殖センターで子ゾウに乳を飲ませる莫詩宇さん。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)pagebreak
8日、シーサンパンナ・アジアゾウ救護・繁殖センターで子ゾウと遊ぶ陳継銘さん。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)pagebreak
8日、子ゾウを連れて野生化訓練を行う莫詩宇さん(右)と陳継銘さん。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)pagebreak
8日、野外で遊ぶ救助された子ゾウ。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)pagebreak
8日、野外で遊ぶ救助された子ゾウ。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)pagebreak
8日、地面に横たわって休憩する救助された子ゾウ。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)pagebreak
8日、起き上がるのをサポートする莫詩宇さん。(シーサンパンナ=新華社記者/胡超)