26日、カンボジア・コンポンチャム州のフン・セン・ピエム・チー・カン・ハイスクールで行われた式典に出席したフン・マネット首相(前列右から2人目)と中国の汪文斌(おう・ぶんひん)駐カンボジア大使(前列右から3人目)。(コンポンチャム=新華社配信)
【新華社プノンペン10月28日】カンボジアのフン・マネット首相は26日、中国が支援するカンボジア教育環境・施設整備事業の成果祝賀式典に出席し、教育分野に対する中国の支援に感謝し、各分野の協力をさらに強固にし、手を携えて人類運命共同体を構築していくと表明した。
式典はコンポンチャム州のフン・セン・ピエム・チー・カン・ハイスクールで行われ、カンボジアと中国の各界から千人以上が出席した。フン・マネット氏は、カンボジアと中国は切っても切れない鉄のように固く結ばれた友人であり、伝統的な友好関係は両国と両国人民にとって貴重な財産であると述べた。
中国の汪文斌(おう・ぶんひん)駐カンボジア大使も出席し、あいさつした。
中国政府はカンボジアのプノンペンやカンダル州、コンポンチャム州で26の高校と教師養成センター1カ所のために教育施設、実験施設、寄宿舎、サッカー場、バスケットボールコートなどを建設してきたという。また、第12学年(高校3年生)向けの情報技術教材編集・ブラッシュアップ、教育データセンターの建設、国家試験用デジタルリソースの開発を支援し、カンボジアの中等教育の質向上に積極的に貢献している。