中国の公衆衛生ガバナンス能力ランキング、上海がトップ

中国の公衆衛生ガバナンス能力ランキング、上海がトップ

新華社 | 2024-10-06 10:47:09

   【新華社杭州10月6日】中国復旦大学傘下の衛生発展戦略研究センターと健康リスク早期警戒・対策協同イノベーションセンターがさきごろ、浙江省杭州市で開かれた「健康中国・公衆衛生」フォーラムで「2023年度全国公衆衛生ガバナンス能力ランキング」を発表した。千点を満点とする評価システムにおいて上海市(804・6点)、北京市(785・3点)、江蘇省(738・2点)が上位3位を占め、浙江省(733・4点)は4位、広東省(713・9点)は5位に続いた。34省級行政区の平均得点は657・3点となった。

   各省級行政区の得点を分野別に見ると、「伝染病予防・対策と慢性疾患予防・対策」の上位3位は上海、北京、浙江。「女性の健康」は上海、江蘇、浙江。「小児保健」は上海、北京、四川省だった。

   省級行政区、省都都市・計画単列市(国家計画において省レベルと同等の経済管理権限を持つ都市)の公衆衛生ガバナンス能力について、2018~23年の発展状況に関するランキングも発表され、34省級行政区の平均得点は11・5%上昇した。伸び率の上位3位は遼寧省、貴州省、青海省が占めたほか、10%を超えたのは24を数えた。32省都都市・計画単列市の上位3位には西寧市(青海省)、ハルビン市(黒竜江省)、西安市(陝西省)が入った。

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