9月27日、空から見た総合サービスエリア。(ドローンから、江陰=新華社記者/季春鵬)
【新華社寧安10月5日】中国江蘇省江陰(こういん)市でこのほど、中国海運大手、中国遠洋海運集団(コスコ・グループ)傘下の中国船舶燃料が設置した江陰洋上グリーン(環境配慮型)総合サービスエリアが試験運用を開始した。
サービスエリアの全長は360メートル、バージ船4隻で構成され、1万トン級の船舶5隻へ同時に給油ができる。高出力の太陽光発電システムを通じて、サービスエリアの電力需要を満たすと同時に、係留中の船舶へ電力を供給する。汚染物質回収装置も設置され、船舶で発生した廃棄物を第三者機関を介して移送することで、汚染物質の排出ゼロを実現。カーボンニュートラル(排出実質ゼロ)な水上総合サービス区を積極的に構築し、長江の生態系を保護する。
この他、ドローンによる物資配送や水上無料輸送サービスの提供、船員のためのアクティビティーセンターやスーパーマーケットを設け、船員の洋上生活をより快適にしている。
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9月27日、空から見た総合サービスエリア。(ドローンから、江陰=新華社記者/季春鵬)
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9月27日、総合サービスエリアでごみを捨てる船員。(江陰=新華社記者/季春鵬)
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9月27日、総合サービスエリアにあるスーパーで野菜を買う船員。(江陰=新華社記者/季春鵬)
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9月27日、総合サービスエリアで働くスタッフ。(江陰=新華社記者/季春鵬)
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9月27日、総合サービスエリアで陸上電力を使う船員。(江陰=新華社記者/季春鵬)