【新華社北京9月26日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、9月25日のニュースをお届けします。
1.日本の3県・市、中国・ASEAN博に出展 広西・南寧
中国広西チワン族自治区南寧市で24日、第21回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会が開幕しました。会場の「友城進東博(友好都市が中国・ASEAN博に参加)」展示エリアには、同自治区と友好交流協定を結ぶ熊本県、南寧市の友好都市秋田県秋田市、柳州市の友好都市茨城県阿見町のブースが設置されています。ブースには無料の観光・グルメガイドパンフレットが置かれており、来場者が各都市の詳細な観光情報を簡単に入手できるようになっています。このほか、熊本県のPRキャラクター「くまモン」の関連グッズや秋田犬をイメージしたぬいぐるみなどが販売され、多くの観客が訪れています。博覧会の会期は28日までです。
2.中国ロケット軍、大陸間弾道ミサイルを太平洋公海に発射
中国人民解放軍ロケット軍は25日午前8時44分(日本時間同9時44分)、訓練用模擬弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発を太平洋の関連公海海域に向けて発射し、予定海域に正確に着弾させることに成功しました。今回のミサイル発射は年間軍事訓練計画における定例の段取りで、武器装備の性能と部隊の訓練レベルを効果的に検証し、所期の目的を達成しました。中国は事前に関係国に通知しました。中国国防部が明らかにしました。
3.中国、商用運搬ロケット「力箭1号遥4」で衛星5機打ち上げ
中国は25日午前7時33分(日本時間同8時33分)、衛星5機を搭載した商用運搬ロケット「力箭1号遥4」を酒泉衛星発射センターから打ち上げました。
4.香港国際空港、8月の旅客数・貨物取扱量とも2桁増
中国香港特別行政区の香港空港管理局(AAHK)は23日、香港国際空港の今年8月の旅客数が前年同月比23・0%増の延べ約492万人、貨物輸送量が10・6%増の40万6千トンに上り、いずれも2桁の伸びを示したと発表しました。発着回数は26・1%増の3万1605回でした。
5.AI関連研究成果発表の成長率上位10機関、6機関が中国勢
英科学誌「ネイチャー」を発行する学術出版大手、シュプリンガー・ネイチャーはこのほど、特別冊子「2024年ネイチャーインデックス・人工知能(AI)」を発表しました。2019~23年のAI関連研究成果発表の成長率が最も大きい10機関のうち、6機関を中国が占めました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。