9日、重慶市秀山県の迎鳳小学校で児童に安全知識を教える教員。(重慶=新華社配信)
【新華社重慶9月11日】中国重慶市の多くの学校が9日、新学年の始業日を迎えた。中国では9月1日から新学年がスタートするが、今夏は猛暑が続き、生徒と教職員の健康を守るため、多くの地域の教育委員会が通常は1日の始業日を延期していた。
重慶市気象台の予報では、今後数日間暑さが続くものの、その強さと範囲は徐々に弱まる傾向にある。各区県はこれを受け、「学校ごとの個別対応」の原則に基づき、実際の気温と暑さ対策の状況を十分に考慮し、オンラインと教室での教育活動を適切に調整した。
延期後の始業日となった9日、多くの新入生が初めて登校した一方、教師と生徒がオンラインで再会する場面もあった。変わらないのは、新学年、新たな出発点に対する大きな期待感だった。(記者/周思宇)
9日、重慶市秀山県の迎鳳小学校で宣誓する新1年生。(重慶=新華社配信)
9日、重慶市西南大学附属中学校の生徒を送迎するバス。(重慶=新華社配信)
9日、重慶市の童心青禾小学校で生徒にオンライン授業を行う教員。(重慶=新華社配信)