パレスチナ諸派の「北京宣言」署名は重要な一歩 中国外交部

パレスチナ諸派の「北京宣言」署名は重要な一歩 中国外交部

新華社 | 2024-07-25 08:30:23

   【新華社北京7月25日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は24日の記者会見で、パレスチナの14派閥が北京で署名した「分裂終結とパレスチナ民族団結の強化に関する北京宣言」に関し、実行の見通しや実行に向けて中国が果たす役割について問われ、宣言への署名はパレスチナ問題の解決を推進する重要な一歩であり、中国は引き続き中東の平和と安定に向けより大きな貢献をしていくと表明した。

   毛報道官は次のように述べた。パレスチナの14派閥が和解に向けた対話を行い、「北京宣言」に署名したことは、パレスチナの人々に希望と未来をもたらすとともに、パレスチナ問題の解決を推進し、中東の平和と安定を実現する重要な一歩でもある。パレスチナの内部和解の鍵は自信を固め、方向を捉え、段階的に進むことである。共通認識を絶えず結集し、実行に移してこそ、和解プロセスが着実に進み、内部の団結、統一がさらに強固になる。平和は一足飛びに成し遂げることはできないが、方向が正しい限り、根気よく続け、いささかも揺るぐことなく歩んでいくべきである。

   パレスチナ問題は中東問題の核心である。中国はパレスチナ問題においていかなる私利もない。われわれが重視するのは道義であり、主張するのは公正であり、パレスチナの人々が民族の合法的権利を回復することを常に断固として支持し、中東地域の国の人々が運命を自らの手に握ることを支持する。中国は引き続きグローバル安全保障イニシアチブを実践し、中東の平和と安定に向けより大きな貢献をしていく。

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