習近平氏、清華大学の姚期智教授に返信

   【新華社北京６月１３日】習近平（しゅう・きんぺい）中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど、清華大学の姚期智（よう・きち）教授に返信し、真心こもるあいさつを送るとともに、切なる希望を表明した。

　 習近平氏は次のように述べた。あなたは帰国して教職に就いてからの２０年間、愛国の情を国に報いる行動に変え、清華大学でひたすら努力し、黙々と奉仕し、教育による人材育成と科学技術イノベーションの両方で豊かな成果を収めた。真心こもるあいさつを申し上げる。

　 習近平氏は次のように強調した。あなたが初心と使命を堅守し、自身の優位性を発揮し、みなを引っ張って革新人材の自主養成モデルを引き続き模索し、学科の学際的な横断と最先端での革新を図り、ハイレベルな人材育成と科学技術革新の拠点を築き、ハイレベルな科学技術の自立自強実現、教育強国・科学技術強国づくりのために新たな貢献をすることを希望する。

　 姚氏はかつて米国の大学で長い間教鞭をとり、２００４年に帰国して清華大学で教職に就き、現在は同大の人工知能（ＡＩ）学院院長、学際情報研究院（ＩＩＩＳ）院長を務めている。姚氏は先ごろ習総書記に手紙を送り、帰国後の２０年間における人材養成、科学技術革新などの状況を報告し、科学技術で国に報い、中華民族の偉大な復興実現のために貢献する決意を表明した。