中国・深圳口岸、今年の出入境者数延べ1億人突破

中国・深圳口岸、今年の出入境者数延べ1億人突破

新華社 | 2024-06-12 17:12:20

   【新華社深圳6月12日】中国広東省の深圳出入境辺防検査総站(出入境検査所の統括機関)は11日、今年の出入境者数が全国の約4割に当たる延べ1億人を超えたと明らかにした。1日当たりでは61万4千人で、2019年同期の水準までほぼ回復した。

   中国では今年に入ってから、ビザ免除対象国の範囲拡大や国際航空便の増加、越境消費ブームなどが続き、中国輸出入商品交易会(広州交易会)や中国(深圳)国際文化産業博覧交易会、音楽祭、コンサートなどのイベントも頻繁に開催されている。深圳の各口岸(通関地)は何度も出入境のピークを迎え、1日当たりの出入境者数が最多で90万人近くに上った。中でも、端午節連休(8~10日)の初めの2日間はそれぞれ88万8千人、89万2千人と、2日連続で全面的な通関再開(23年2月6日)後の記録を更新した。

   国家移民管理局がビジネスや留学、観光で中国を訪れる外国人の利便性向上に向けた政策を複数打ち出したことで、深圳を経由して中国に入国する外国人の数は増加の一途をたどっている。10日午前0時時点で217万2千人と前年同期の2・6倍に上っている。(記者/李暁玲、林子鑫)

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