新種の植物「全州サクラ」を発見 中国広西チワン族自治区

新種の植物「全州サクラ」を発見 中国広西チワン族自治区

新華社 | 2024-06-06 10:52:01

   全州サクラの花。(5月21日撮影、桂林=新華社配信/蒋日紅)

   【新華社桂林6月6日】中国広西チワン族自治区林業科学研究院はこのほど、同研究院の研究チームが桂林市全州県で新種の植物「全州サクラ」を発見したと明らかにした。関連の研究成果は、国際的植物分類学誌「Phytotaxa」に掲載された。

   新種のサクラは広西全州天湖国家湿地公園で見つかり、同自治区で唯一のサクラ属固有種となっている。

   全州サクラはバラ科サクラ属に分類され、多くは低木で、小高木になるものもある。研究チームは2023年の林草(森林・草原)遺伝資源全面調査で初めてこの新種を発見。当時は約130本を確認したが、1年以上の追跡と広範な調査によって、全州サクラは標高1400~1800メートルの低木や草地の斜面にまばらに分布し、相当数あることが分かった。pagebreak

   全州サクラの実。(5月21日撮影、桂林=新華社配信/蒋日紅)

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