EUの中国製EV調査「本質は保護貿易主義」 中国外交部

EUの中国製EV調査「本質は保護貿易主義」 中国外交部

新華社 | 2024-05-31 14:00:50

   【新華社北京5月31日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は30日の記者会見で、欧州連合(EU)欧州委員会が中国製電気自動車(EV)に対する追加関税の決定を来月9日までの欧州議会選挙後に先送りすることに関し、中国製EVに対するEUの反補助金調査の本質は保護貿易主義であると表明した。

  毛氏は次のように述べた。EUが中国製EVに対する反補助金調査を開始したことについて、中国は既に何度も立場を表明している。調査の本質は保護貿易主義である。EUの調査には不合理でコンプライアンスに反するやり方が数多く見られ、中国のいわゆる「補助金」に対するEUの非難も全く受け入れない。

  中国はEUに対し、できるだけ早く調査を中止し、中国とEUの経済・貿易協力および産業チェーン・サプライチェーンの安定を損なわないよう促す。もしEUが調査の継続を主張するなら、中国は決して座視せず、あらゆる必要な措置を講じて自身の合法的な権益を断固として守る。

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