「ディズニー・ズートピア号」初飛行、観光活性化に期待　上海市

   ２４日、「ズートピア」をテーマにした特別塗装機。（上海＝新華社配信）

   【新華社上海５月２７日】ディズニーのアニメ映画「ズートピア」のキャラクターをあしらった世界初の特別塗装機が２４日、中国上海市で公開された。観光活性化への貢献が期待されている。

   上海ディズニーランドでは２０２３年１２月に「ズートピア」エリアがオープン。上海ディズニーリゾートは提携パートナーの航空大手、中国東方航空と協力し、同航空にとって６機目の保有となるディズニーをテーマにした航空機を就航させた。乗客を乗せた第１便は同日、四川省の成都双流国際空港に向けて飛び立った。

   中国の観光業はここ数年、目覚ましい発展を遂げている。世界最大の国内観光市場が形成され、テーマパークが成長のけん引役の一つになっている。ディズニーランドを含む上海市内の国際観光リゾート地の観光客数は２３年に延べ２５６２万７千人となり、１９年に比べ４４％増加した。観光産業の総収入は８４・２％増の１８５億１１００万元（１元＝約２２円）だった。（記者／許暁青、狄春、劉穎）pagebreak

   ２４日、特別塗装機の除幕を行う上海ディズニーリゾートのジョー・スコット社長兼ゼネラルマネジャー（右）と中国東方航空集団の万慶朝（ばん・けいちょう）副総経理。（上海＝新華社配信）pagebreak

   ２４日、「ズートピア」をテーマにした特別塗装機の内部。（上海＝新華社配信）pagebreak

   ２４日、上海を出発する「ズートピア」特別塗装機の第１便。（上海＝新華社記者／許暁青）pagebreak

   ２４日、「ディズニー・ズートピア号」の就航式。（上海＝新華社記者／許暁青）