李強総理、サムスン会長と会見

李強総理、サムスン会長と会見

新華社 | 2024-05-27 08:22:22

   【新華社ソウル5月27日】中国の李強(り・きょう)国務院総理は26日午後、第9回中日韓首脳会議出席のため訪問した韓国・ソウルで、同国サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長と会見した。

   李総理は次のように表明した。経済・貿易協力は中韓関係の安定装置である。中韓の産業チェーン・サプライチェーンは深くかみ合い、持ちつ持たれつの利益共同体を既に形成している。サムスンの対中協力は中韓両国の互恵・ウィンウィン、協力・発展の生き生きとした縮図となっている。両国経済の持続的な発展、新興産業の絶え間ない出現により、協力の前途はますます広がる。両国の企業がハイエンド製造やデジタル経済、人工知能(AI)、グリーン(環境配慮型)発展、バイオ医薬などの新分野をめぐり、協力の潜在力を深く掘り下げ、中韓経済・貿易協力の絶え間ない質の向上と高度化を推進し、協力・ウィンウィンをより良く実現することを希望する。外資系企業は中国の発展に欠かせない重要な力である。中国の大市場は常に外資系企業に開かれており、われわれは制度型開放を着実に推し進め、市場参入をさらに拡大し、外資系企業の内国民待遇をしっかりと実行していく。企業の関心事と要望を積極的に解決し、より優れたビジネス環境を提供し、より多くの外資系企業がより安心して中国で投資し、発展できるようにしていく。サムスンなどの韓国企業が対中投資・協力を引き続き拡大し、中国の新たな発展がもたらす新たなチャンスをより多く共有することを歓迎する。

   李会長は、サムスングループの中国での投資・協力状況を説明し、中国政府の多大な支援に感謝を表明。サムスンは中国での発展を堅持し、中国の人々に愛される企業であり続けるよう努め、韓中の互恵協力のために引き続き自らの貢献をしていくと述べた。

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