両手を失った若者、起業に成功し障害者も支援 湖南省瀏陽市

両手を失った若者、起業に成功し障害者も支援 湖南省瀏陽市

新華社 | 2024-05-22 14:43:45

   15日、瀏陽市大瑶鎮に構えた文具・印刷店で、休憩中に水を飲む林名長さん。(長沙=新華社記者/陳沢国)

   【新華社長沙5月22日】中国湖南省瀏陽(りゅうよう)市に住む1982年生まれの林名長(りん・めいちょう)さんは、22歳の時に交通事故で両手を失った。26歳の時、パソコン1台とプリンター1台で文具・印刷店を開業し、起業の道を歩み始めた。朝早くから夜遅くまでデザインの勉強やタイピングの練習に励み、他の人の何倍も努力した。店は次第に繁盛するようになり、規模も拡大していった。

   社会への恩返しを思いついた林さんは、障害者を手助けしようと、2016年に「凝馨障害者サービスセンター」を設立。地元政府の支援を受け、必要な障害者に向け、デイケア、技能訓練、リハビリなどのサービスの無料提供を始めた。さらに農業協同組合「凝馨生態種養専業合作社」も設立し、より多くの障害者に近場で働く機会を提供している。pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮の凝馨障害者サービスセンターで、障害者仲間のリハビリを手伝う林名長さん(右)。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮の凝馨障害者サービスセンターで、障害者仲間と一緒にパフォーマンスの練習をする林名長さん(前)。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市の自宅で、出かけるため靴を履く林名長さん。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮の凝馨生態養殖専門合作社で、 仲間と一緒に蜂箱の状況を確認する林名長さん(右)。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮の凝馨障害者サービスセンターで、障害者仲間のリハビリを手伝う林名長さん(右)。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市の自宅で、外出前にひげをそる林名長さん。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮に構えた文具・印刷店で、資材を運ぶ林名長さん。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮の凝馨障害者サービスセンターで、作業場で働く障害者仲間に仕事の具合を尋ねる林名長さん(左)。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮の凝馨障害者サービスセンターで、障害者仲間と一緒に楽器の練習をする林名長さん(左から2人目)。(長沙=新華社記者/陳沢国)pagebreak

   15日、瀏陽市大瑶鎮に構えた文具・印刷店で、看板を制作する林名長さん(左)。(長沙=新華社記者/陳沢国)

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