パンダ写真家・高氏貴博さん「パンダ愛は日中共通」

パンダ写真家・高氏貴博さん「パンダ愛は日中共通」

新華社 | 2024-01-12 16:15:09

   【新華社成都1月12日】日本のジャイアントパンダ写真家、高氏貴博さんは2023年、新華社の取材に「日本にはパンダ好きがたくさんいるし、中国にもパンダを愛する人たちがたくさんいて、こうした感情は共通のもの」と語った。

   高氏さんは「パンダブロガー」として日本でよく知られている。11年から毎日、東京の上野動物園に通いパンダの写真を撮影。閉館日を除く3400日余りにわたり撮影し続け、ブログ「毎日パンダ」にアップしてきた。「毎日パンダの1010日シャンシャン写真集」を出版し、シャンシャンのファンに大人気となった。

   シャンシャンは17年6月、上野動物園でリーリー(父、中国名は「比力」)とシンシン(母、中国名は「仙女」)の間に誕生。23年2月、中国四川省に返還された。

   シャンシャンと離れて半年余りが経過した11月、高氏さんはようやく念願がかない、心の「プリンセス」に会うため四川省のジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地を訪れた。シャンシャンの新居の窓の前に到着すると待ちきれない様子でカメラを取り出して撮影。その日さっそく「毎日パンダ」に70枚の写真をアップすると、ネットユーザーからのコメント数は通常の2・5倍に上った。

   シャンシャンを訪ねる中国の旅で、高氏さんは中国も好きになった。シャンシャンを通じて中国の友人たちと交流する機会を得て、こうした交流がもっと増えることを期待しており、「シャンシャンは日本と中国をつなぐ大切な役割としてこれからも活躍してほしい」と話した。(記者/張超群、姜俏梅)

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