24年の単語は「交流」 中日韓協力事務局が投票結果発表

24年の単語は「交流」 中日韓協力事務局が投票結果発表

新華社 | 2024-01-03 13:45:35

   山東省濰坊(いほう)市で行われた2023年東アジア文化の都・中日韓彫刻招待展で作品を撮影する来場者。(2023年9月28日、濰坊=新華社記者/李紫恒)

  【新華社ソウル1月3日】中国と日本、韓国の3国間協力を推進するためソウルに常設されている中日韓協力事務局は1日、「中日韓スピリッツ-2024年の漢字」の投票結果を発表し、「交流」が選ばれた。

  投票活動は2023年11月15日から12月20日に行われ、1万を超える投票があった。予め選定された漢字の単語12個から選ぶ方式で、2位は「友好」、3は「尊重」となった。

  李熙燮(イ・ヒソプ)事務局長は「交流という言葉がわれわれに原動力をもたらし、交流を深め、相互理解を増進することを願っている」と表明。3年に及ぶコロナ禍が3カ国の人の往来を阻害していたが、コロナ後に往来が強化され、交流と協力が進むことを希望すると述べた。

  選考は今年が2回目。3カ国共通の文化的価値を踏まえ、民心の通い合いを促進するのが目的で、昨年は「和合」が選ばれた。

  中日韓協力事務局は2011年の設置以来、3カ国の枠組み協力を積極的に支援し、経済貿易や文化、若者、メディア、災害管理などで多くの協力事業を実施。3カ国協力の深化に向けた主要プラットフォームの一つとなっている。

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