中国の元日連休、国内旅行者数は1億3500万人

中国の元日連休、国内旅行者数は1億3500万人

新華社 | 2024-01-02 19:32:15

   【新華社北京1月2日】中国文化・観光部は1日、元日連休期間(2023年12月30日~24年1月1日)の文化・観光市場動向を発表した。同部データセンターの推算によると、連休期間の国内旅行者数は前年同期比2・6倍、19年同期比9・4%増の延べ1億3500万人、国内観光収入はそれぞれ3倍、5・6%増の797億3千万元(1元=約20円)だった。

   都市部・農村部とも、住民の旅行意欲は旺盛で、文化的イベントに参加する傾向が高く、フェスやライブ、家族や友人との旅行が増加した。

   氷雪観光の人気は引き続き高く、電子商取引(EC)大手アリババグループ傘下のオンライン旅行サービス「飛猪(フリギー)」のデータによると、連休期間の氷雪観光の注文件数は前年同期の2・3倍に上り、ハルビン(黒竜江省)、長春(吉林省)、ウルムチ(新疆ウイグル自治区)、張家口(河北省)などは人気の目的地となっている。広東省、浙江省、上海市からの観光客が多かった。

   旅行・レジャーは従来の観光地から都市公園やテーマパークにシフトした。親子向けの娯楽、文化体験、アウトドアスポーツといった需要に促され、都市公園、テーマパーク、商業エリアが連休期間の主な文化・観光・レジャー場所となった。

   中高年や農村部住民、中小都市の人々の旅行意欲が高まり、参加率も上昇し、連休期間の旅行市場の動きに大きな影響を与えた。

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