広州汽車集団、１１月の販売台数１９・４％増

   【新華社北京１２月１０日】中国自動車大手の広州汽車集団が５日に発表した１１月の自動車生産台数（速報値）は前年同月比１６・４％増の２４万７６８４台、販売台数は１９・４％増の２２万７１２４台となった。１～１１月の累計は生産台数が２３０万台に迫り、販売台数が約２２４万６千万台と、前年同期比でそろってプラス成長を達成した。

   新エネルギー車（ＮＥＶ）の販売は大幅に伸びた。１１月は４８・９％増の５万２３１台、１～１１月は８０・４％増の４９万９２５台だった。

   新エネ車ブランド「埃安（ＡＩＯＮ）」を展開する広汽埃安新能源汽車は、１１月の生産台数が４２・６％増の４万４１１２台、販売台数が４４・５％増の４万１５６７台。１～１１月は、生産台数が８２・８％増の４４万９６２９台、販売台数が同業他社をはるかに引き離す８０・０％増の４３万４０５６台となった。生産・販売台数の累計は生産を開始した２０１９年４月から５年足らずで９５万台に迫り、世界で最も速く１００万台を突破する自動車ブランドになる可能性がある。

   乗用車ブランド「伝祺（Ｔｒｕｍｐｃｈｉ）」を手掛ける傘下の広汽乗用車は、１１月の生産台数が４１・３％増の４万２４０７台、販売台数が４４・２％増の３万７２１６台、１～１１月の累計は生産台数が１０・２％増の３７万３２９９台、販売台数が１４・４％増の３７万１１８０台だった。