新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(12/6)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(12/6)

新華社 | 2023-12-07 17:00:03

 【新華社北京12月7日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月6日のニュースをお届けします。

 1.ビザ免除措置で効果 中国外交部「持続的に最適化進める」

 中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は5日の定例記者会見で、中国が1日から実施したフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシア6カ国に対する一方的査証(ビザ)免除措置は前向きな効果があるとした上で「今後もビザ政策を持続的に最適化し、有利な条件を積極的に整え、国内外の人々の円滑な往来のためにより多くの便宜を図っていく」と表明しました。

 2.中国、国際海事機関のカテゴリーA理事国に再選 18回連続

 英ロンドンで開催中の国際海事機関(IMO)総会で1日、次期理事国選挙が実施され、中国がカテゴリーA(主要海運国)の理事国に高い得票率で再選されました。中国が再選を果たすのは1989年以降18回連続となります。カテゴリーAの理事国には中国のほか、ギリシャ、イタリア、日本、ノルウェー、パナマ、韓国、英国、米国、リベリアが選出されました。

 3.「新華社との協力強めたい」共同通信社国際局近沢局長

 中国広東省広州市南沙区で開催中の第5回世界メディアサミットに出席した日本の共同通信社国際局の近沢守康局長が5日、新華社の単独取材に応じ、組織同士の定期的な交流は非常に重要で、新華社との協力を強めたいと述べました。

 近沢氏は「サミットには世界中から数百人が集まり、各国メディアの価値観や体制を実感できました。自分たちが置かれている現状やメディアの将来について、もっと深く議論できる場になるといい」と語りました。

 4.中国、衛星インターネット技術試験衛星の打ち上げに成功

 中国山西省の太原衛星発射センターは6日午前3時24分(日本時間同4時24分)、衛星インターネット技術試験衛星を搭載した運搬ロケット「捷竜3号」を広東省陽江市付近の海域から打ち上げました。衛星は予定の軌道に乗り、打ち上げは成功しました。

 5.中国でノスタルジア消費が人気、単なる流行にあらず

 中国ではこのところ、「ノスタルジア(懐かしさ)消費」が特殊な消費トレンドの一つとなり、それに取り組みを強める企業が増え続けています。広西チワン族自治区南寧市のメーカーが1990年代に生産した「桂花牌」ブランドの時計が爆発的な人気を集めたほか、「大白兎」(ミルクキャンディー)や「跳跳糖」(ポッピングキャンディー)など懐かしいお菓子を販売する売店も登場し、国産ブランドは新たな消費トレンドに乗って商品やサービスの刷新を進め、懐かしいという感情を伴う消費の可能性を発掘しつつあります。

 6.屈家嶺遺跡で5100年前の水利システムを発見 湖北省

 中国湖北省荊門市にある新石器時代の遺跡、屈家嶺(くつかれい)遺跡で4日、考古学専門家による現場会議が開かれ、3年近くにわたる全面調査と系統的な発掘調査により複数の大規模水利システムが発見されたことが明らかにされました。先史時代の水利社会の形成と発展を考察する上で重要な証拠となります。

 以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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