牛軛礁での中国漁船の操業・避難は合法 中国外交部

牛軛礁での中国漁船の操業・避難は合法 中国外交部

新華社 | 2023-12-05 13:58:49

   【新華社北京12月5日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は4日の定例記者会見で、南沙群島の牛軛礁周辺に130隻を超える中国船が集まっていることにフィリピン政府が懸念を表明したことについて、次のように述べた。

  牛軛礁は中国の南沙群島の一部であり、同礁と付近の海域を含む南中国海の関連海域はこれまで、中国漁船の重要な操業場所と風よけ場所になっていた。中国漁船による同海域での操業と風よけは理にかなっており合法である。フィリピン側がとやかく言うことではない。

  汪報道官はまた、フランスのコロナ外相が中国艦のオーストラリア船に対する行為に懸念を示し、台湾海峡の安定は守られなければならず、世界に新たな危機は必要ないと表明したことについて、次のように述べた。

  私が強調したいのは、台湾問題は純粋に中国の内政であり、台湾海峡の平和と安定を保つ「定海神針」(物事を安定させる力)は「一つの中国」原則だということだ。われわれは関係方面が「一つの中国」原則を厳守し、中国と共に「台湾独立」に断固反対し、台湾海峡の平和と安定を守ることを望む。

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