【新華社北京11月17日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、11月16日のニュースをお届けします。
1.中国、次世代「海洋水色観測衛星01」の打ち上げ成功
中国は16日午前11時55分(日本時間同午後0時55分)、次世代「海洋水色観測衛星01」を搭載した運搬ロケット「長征2号C」を、酒泉衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
2.中国ECプラットフォーム「キリモール」 ケニア市場を開拓
ケニアの主要な電子商取引(EC)プラットフォーム、キリモールは2014年に設立されました。同サイトは中国湖南省の情報技術(IT)企業傘下のECプラットフォームで、アフリカで初めて「海外倉庫」を設立するとともに、完全なオンライン決済を実現しました。
キリモールは電子取引やモバイル決済、越境輸送をカバーし、アフリカのユーザー約1千万人にサービスを提供、現地の人々に愛用されています。現在、8千以上の中国・アフリカの企業と個人がキリモール内で起業し、100万種類以上の商品を販売、ケニアで5千人以上の雇用を創出しています。
3.アジア太平洋の経済統合を推進すべき キヤノングローバル戦略研究所・瀬口清之研究主幹
キヤノングローバル戦略研究所の瀬口清之研究主幹はこのほど、新華社の単独インタビューに応じ、アジア太平洋地域の経済統合を持続的に推進し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)が世界の発展を後押しする重要な力となるようにすべきだと表明しました。
4.中国のフォレストフード、年間生産量2億トン超
森林資源は多角的な食物供給体系の重要な構成要素です。中国国家林業・草原局の統計によると、中国のフォレストフードの年間生産量が2億トンを超えました。フォレストフードとは森林や林で採れた食用可能な果実、花、葉、枝、皮、根、樹脂、寄生生物や着生植物といった非木製林産物を指し、経済林、林下経済産物、動物飼料用間接食品の三つに分類されます。
5.バングラデシュ初の集中型風力発電所 中国企業が建設
バングラデシュのコックスバザールでこのほど、同国初の集中型風力発電所が系統連系し、発電を開始しました。同発電所は中国発電大手、国家電力投資集団傘下の五凌電力が投資・開発を行い、インフラ建設などを手がける中国電力建設集団成都勘測設計研究院が建設を担って2021年9月に着工しました。稼働後の発電量は年間約1億4500万キロワット時に上ります。
6.中国・瀋陽と米シカゴを結ぶEC航空貨物路線が就航
中国遼寧省の瀋陽桃仙国際空港で13日、瀋陽市と米国シカゴを結ぶ電子商取引(EC)航空貨物路線の就航式が行われました。同市と米州を直航で結ぶ貨物路線の開通は今年2本目です。遼瀋地区が米中東部への航空貨物輸送で新たな発展を実現しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。