アティフさんの店のパキスタン料理。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
【新華社ハルビン11月7日】中国黒竜江省ハルビン市のひっそりとした通りに2019年開業のパキスタン料理店がある。オーナーのムハンマド・アティフさんは当時、中国の大学の博士課程を修了したばかりだった。
「2013年にパキスタンからハルビンに留学して博士課程を修了後、中国に残ってキャリアを積むことを決めた。ハルビンにはまだパキスタン料理店がなかったので、中国の友人に本場のパキスタンの味を味わってもらおうと、レストランを開くことにした」
パキスタン料理店で働くマネージャーのウサマさん。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
アティフさんの店は本場の味が人気を呼びいつも多くの客でにぎわった。アティフさんは、おいしい料理は中パ交流の媒介の一つだと考え「料理を通して両国民の相互理解が深まることを願っている」と語った。
現在、アティフさんは店舗の拡大を計画し、浙江省寧波市への出店を準備している。
「中国が大好きなので、これからもここで働き、おいしい料理で両国交流の架け橋を築きたい」と抱負を語った。(記者/王君宝)
店内で食事をする客。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
料理を運ぶマネージャーのウサマさん。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
来店したサウジアラビアの留学生と話をするマネージャーのウサマさん。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
客から注文を取るマネージャーのウサマさん。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
パキスタン料理店の内部。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
パキスタンから取り寄せた食材を見せるマネージャーのウサマさん。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)
パキスタン料理店の外観。(10月24日撮影、ハルビン=新華社記者/王君宝)