2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクト。(パノラマ写真、小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
【新華社南寧9月8日】中国広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクトがこのほど、工期を4カ月前倒しして完成し、最後まで工事が続いていたユニットも発電を開始した。
プロジェクトは中国国家水網(水利ネットワーク)の基幹事業として、西江(珠江主流)流域の黔江区間で2014年に着工。節水・給水に関わる重要工事172件の一つで、洪水防止や水上輸送、発電、水資源配置、水利などの機能を一体化した珠江流域の重要な水利中枢でもある。総投資額は357億3600万元(1元=約20円)、ダムの総貯水容量は34億7900万立方メートル、洪水調節容量は15億立方メートルとなっている。
主体工事が完了したことで、珠江流域の洪水予防システムがさらに充実し、国家水網の重要な結節点が強化され、紅水河(西江の上流)の「クリーンエネルギー回廊」が全面的に構築される。珠江流域のガバナンス管理強化や水の安全保障能力引き上げ、地方経済・社会の質の高い発展の推進、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)建設に向けた新たな動力を提供する。(記者/曹禕銘)
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2日、大藤峡水利中枢プロジェクト発電開始式の様子。(桂平=新華社記者/曹禕銘)
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2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクトの水門。(小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
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2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクト・黔江本ダムの魚道。(小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
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2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクトの閘門。(小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
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2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクトと周辺の峡谷。(パノラマ写真、小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
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2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクト・南木江副ダムの生態系を模倣した魚道と周辺のインフラ設備。(小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
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2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクト。(小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
2日、広西チワン族自治区桂平市の大藤峡水利中枢プロジェクトの閘門。(小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)