深圳発着の中欧班列「湾区号」、累計輸出額が100億元超す

深圳発着の中欧班列「湾区号」、累計輸出額が100億元超す

新華社 | 2023-08-28 10:39:39

   【新華社深圳8月28日】中国広東省深圳税関は24日、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」のうち、深圳を始発着する「湾区号」の累計運行本数が516本になったと明らかにした。輸出貨物の輸送量は36万1100トン、輸出額は108億400万元(1元=約20円)となった。

   「湾区号」の第1便は2020年8月18日、深圳市の平湖南国家物流ハブを出発し、ドイツのデュースブルクへ向かった。今年8月18日には、電子レンジや電気オーブン、コンセントなどを満載した「湾区号」が中東欧に向け出発した。

   運行本数は3年間で年々増加。路線も絶えず拡大し、ドイツ、フランス、イタリア、ベラルーシなど41カ国に広がった。利用企業は4千社を超え、沿線諸国と粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)の経済貿易関係を緊密にする重要な貿易輸送ルートとなっている。

   デュースブルクまでの所要時間は16日間で、船便より15日間短縮できる。

   粤港澳大湾区はここ数年、製品輸出が急増し、輸出品目も多様化している。「湾区号」も輸出構造の最適化を進め、家電やアパレル、靴・帽子などの従来製品が比較的高い伸びを維持する一方、電子設備や機械設備、新エネルギー車、ガソリン車など高付加価値製品も顕著な伸びを示している。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。