エレンホト経由「中欧班列」、今年の運行本数1800本超す

エレンホト経由「中欧班列」、今年の運行本数1800本超す

新華社 | 2023-08-04 16:25:25

   【新華社フフホト8月4日】中国内モンゴル自治区エレン(二連)税関はこのほど、中国・モンゴル国境で最大の陸上通関地であるエレンホト口岸(通関地)経由で出入境した中国・欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」について、今年1月1日から7月30日までの運行本数が1800本を超え、前年同期比27・37%増加したと明らかにした。

   1~7月にエレンホト口岸を経由した「中欧班列」のコンテナ輸送量は前年同期比38・05%増の20万6200TEU(20フィートコンテナ換算)、貨物の重さは49・37%増の211万6700トン、金額は41・53%増の289億6千万元(1元=約20円)だった。

   エレンホト口岸は中国北部に位置し、「一帯一路」共同建設と中国・モンゴル・ロシア経済回廊の重要な結節点で、「中欧班列」中部ルート唯一の通関地となる。

   同口岸を経由する輸出入貨物の種類は増え続けており、パルプ・板材や日用品、家電、自動車部品、デジタル製品など100品目以上に及ぶ。

   同口岸を経由する「中欧班列」は現時点で69路線に上り、ドイツやポーランド、モンゴルなど十数カ国の60以上の地域とつないでいる。

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