【新華社ソウル8月1日】韓国最大野党「共に民主党」の権七勝(クォン・チルスン)首席報道担当は7月31日、同党の李在明(イ・ジェミョン)代表が28日に在韓国日本大使館を通じて日本の岸田文雄首相に書簡を送り、東京電力福島第1原発の放射能汚染水海洋放出計画を中止するよう求めたことを明らかにした。
権氏は記者会見で、李氏が書簡を通じて福島の放射能汚染水海洋放出に対する韓国国民の懸念と反対の立場を示すとともに、岸田氏に対して放射能汚染水海洋放出の一時停止、環境への影響を評価する常設協議機関の設置など5項目の提案を行い、日本が国際社会と協力して福島の放射能汚染水を安全に処理する方法を模索するよう呼び掛けたと述べた。