
5月30日、小麦新品種の収量を予測する農業専門家。(深圳=新華社配信)
【新華社深圳6月9日】中国農業科学院深圳農業ゲノム研究所と中農海稲(深圳)生物科技が共同開発した高品質でグリーン(環境配慮型)なスーパー小麦新品種3種の収量予測が5月30日に完了、最高で1ムー(約667平方メートル)当たり900キロを超え、超高収量の基準を上回った。広東省深圳市で「智造(スマート製造)」された小麦新品種の収量予測が行われるのは今回が初めて。
国家小麦工程技術研究センター、同研究所小麦プロジェクトチーム、河南農業大学などの研究機関、大学の複数の農業専門家が同日、河南省周口市、安徽省阜陽市で実地収量予測を行った。それによると中農麦1号は1ムー当たり907・2キロ、中農麦2号は同836・4キロ、中農麦18号は同832・8キロに達した。専門家によると、小麦生産量で国内トップの河南省では、小麦の収量が1ムー当たり500キロ以上を高収量、600キロ以上を超高収量と定めている。今回収量予測した深圳「智造」小麦の新品種は、いずれも超高収量以上に達した。
中国の主な小麦の生産地は、河南、河北、山西、山東、安徽などの各省で、うち河南省の生産量は中国全体の4分の1を占める。今回収量予測した深圳「智造」小麦の新品種3種は、河南省、安徽省などの地域の気候特性に合わせて開発された。(記者/李暁玲)pagebreak

5月30日、小麦新品種の収量を予測する農業専門家。(深圳=新華社配信)pagebreak

5月30日、小麦新品種の収量を予測する農業専門家。(深圳=新華社配信)pagebreak

5月30日、中国農業科学院深圳農業ゲノム研究所と中農海稲(深圳)生物科技が共同開発した小麦新品種。(深圳=新華社配信)