「中欧班列」上海号、初めて1日2本出発 月間最多本数更新

「中欧班列」上海号、初めて1日2本出発 月間最多本数更新

新華社 | 2023-06-05 13:30:29

   上海を出発する直前の「中欧班列」上海号。(4月22日撮影、上海=新華社配信)

   【新華社上海6月5日】中国の上海税関はこのほど、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の上海発着便「上海号」2本が5月29日、同市を出発したことを明らかにした。「上海号」は2021年9月29日の運行開始以来、初めての1日2本の運行となった。

  2本のうち、1本は内モンゴル自治区の満洲里口岸(通関地)を経由してロシアに、もう1本は新疆ウイグル自治区のコルガス口岸を経て中央アジアに向かう予定になっている。「上海号」の5月の運行本数は9本となり、月間最記録を更新した。

  同税関が管轄する上海駅税関の統計によると、「上海号」は今年1~5月に累計で35本運行され、積載コンテナ数3664個、貨物総重量約3万3千トン、貨物総額約11億7千万元(1元=約20円)を記録した。(記者/呉宇)

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