
29日、2023中国SF大会開幕式を訪れた来場者。(北京=新華社記者/李佼俐)
【新華社北京5月31日】中国北京市石景山区の首鋼パークで29日に開幕した「2023中国SF(サイエンス・フィクション)大会」では来月4日までの会期中、フォーラムや展示会など計40のイベントが行われる。
科学技術関連のハイレベル国際会議「2023中関村フォーラム」の一環として、中国科学技術協会と北京市人民政府が共催。2016年の第1回から今年で6回目となる。
中国科学技術協会の龐暁東(ほう・ぎょうとう)科学技術普及部副部長によると、今大会では「SF映画ナイト」やSF「星球賞」授賞式などSFをテーマにした多彩なイベントを開催。SF映画ナイトでは「飛向月球」「深海法則」など複数の新作のプレミア上映会が行われる。
このほか、SF産業の新技術・新製品の展示を中関村SF産業イノベーションセンターで行う。北京市科学技術委員会の関係責任者によると、展示面積は屋内外合わせて2300平方メートル。SF関連企業50社余りが出展しているほか、SF映画20本以上の撮影で実際に使われた道具なども紹介している。(記者/魏夢佳)