「中国との協力で豊かに」コンゴ民主共和国インフラ・公共事業相

「中国との協力で豊かに」コンゴ民主共和国インフラ・公共事業相

新華社 | 2023-05-28 08:30:30

11日、コンゴ民主共和国の首都キンシャサで新華社の取材に応じるムブニ氏。(キンシャサ=新華社記者/韓旭)

   【新華社キンシャサ5月28日】コンゴ民主共和国のアレクシ・ギサロ・ムブニインフラ・公共事業相はこのほど、同国の首都キンシャサで新華社の取材に応じ、中国とのインフラ建設での協力は歴史が長く、実り豊かな成果によって同国の人々の暮らしを豊かにしてきたと述べた。

   同国のチセケディ大統領が24~29日の日程で、中国を国賓訪問している。ムブニ氏は政府代表団のメンバーとして出発前に取材に応じ、中国政府が1970年代から人民宮殿(国会議事堂)やマルティール競技場などの建設を支援してきたと両国の深い友好関係が築かれた経緯を紹介。2020年に中国から引き渡されたオー・カタンガ州の総合モデル病院も両国のインフラ建設協力の典型例だと語った。

   キンシャサ凱旋通りに建設中の中央アフリカ文化芸術センターについても、人民宮殿やマルティール競技場と共に美しい景観を作り出すと期待を寄せる。中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの「八大行動」重要プロジェクトで、年末に完成する予定となっている。

   ムブニ氏は、長年にわたる中国とのインフラ建設協力が同国の経済・社会の発展に重要な貢献をしてきたと説明。「中国企業は道路や橋などのインフラプロジェクトを通じて人々の暮らしを豊かにしてきた。両国のインフラ建設協力には大きな潜在力と将来性がある」と述べた。

   また、同国ではここ数年、中国企業からの投資が増えており、両国の各分野での協力の見通しは明るいとした上で、両国の経済・貿易協力が新たな成功を収め、互恵ウィンウィンの実現を推進することを期待すると語った。pagebreak

11日、コンゴ民主共和国の首都キンシャサで新華社の取材に応じるムブニ氏。(キンシャサ=新華社記者/韓旭)

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