東京で「茶と世界・風雅なる集い」 安徽省の茶文化を紹介

東京で「茶と世界・風雅なる集い」 安徽省の茶文化を紹介

新華社 | 2023-05-24 08:44:53

   22日、「茶と世界・風雅なる集い」の会場でお茶を楽しむ来場者。(東京=新華社記者/岳晨星)

   【新華社東京5月24日】中国安徽省の茶文化を紹介するイベント「茶と世界・風雅なる集い」が22日、東京の中国文化センターで開かれた。

  イベントは中国文化・観光部が主催し、中国対外文化交流協会、東京中国文化センター、安徽省文化・観光庁が運営。日本の文化・観光、ビジネス界などから約90人が出席した。

  会場では「黄山毛峰」「祁門紅茶」「太平猴魁」「六安瓜片」など国家級無形文化遺産に指定されている茶製造技術の代表的継承者が茶の歴史や種類の紹介、試飲活動を行い、来場者と交流した。同省の歴史文化、習俗、観光資源に関する写真や映像なども展示された。

  在日中国大使館の陳諍(ちん・そう)公使参事官はあいさつで、丘陵地帯に位置する安徽省では茶の種類が非常に豊富だと述べ、お茶を味わった後、実際に同省を訪れてほしいと来場者に呼び掛けた。

  中国文化センターの羅玉泉(ら・ぎょくせん)主任は同省について、銘茶のほかにも豊富な観光資源があると話し、今年下半期には安徽国際文化観光フェスティバルも開催されると紹介した。

  中国駐東京観光代表処の欧陽安(おうよう・あん)首席代表は書面であいさつを寄せ、2022年に「中国伝統製茶技術とその関連習俗」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録されたことは、中国の茶文化に対する世界の承認であり、中国茶が世界へ進出する重要な一歩になったと述べた。(記者/岳晨星)pagebreak

   22日、「茶と世界・風雅なる集い」の会場で、安徽省の茶文化と観光についての展示を見る来場者。(東京=新華社記者/岳晨星)pagebreak

   22日、「茶と世界・風雅なる集い」の会場。(東京=新華社記者/岳晨星)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。