
中国国産の帯状疱疹ワクチン。(4月20日撮影、長春=新華社配信)
【新華社長春5月6日】中国吉林省長春市にある浄月ハイテク産業開発区富奥社区(コミュニティー)保健サービスセンターの予防接種外来でこのほど、国産の帯状疱疹ワクチンの接種サービスが始まり、同市在住の崔鑫(さい・きん)さん(43)が接種第1号となった。同市の製薬会社、長春百克生物科技が開発・生産した弱毒生ワクチンが使用された。帯状疱疹ワクチンは接種対象年齢が、輸入ワクチンの場合50歳以上であるのに対し、国産は40歳以上と適用範囲が拡大する。
専門家によると、帯状疱疹の予防にはワクチン接種が効果的であり、今回のワクチンは1回の接種で10年以上の免疫効果が期待できる。pagebreak

帯状疱疹のワクチン接種を受ける長春市在住の崔鑫さん。(4月20日撮影、長春=新華社配信)