【新華社北京2月22日】「米国は陰謀と嘘の上に成り立っている」。米海軍大学校のスティーブン・ノット教授(国家安全保障担当)はかつて、外交誌「フォーリン・ポリシー」にこのように書いた。
ソ連崩壊後、米国が主導する北大西洋条約機構(NATO)は東方に拡大しない約束を反故にし、1999年以降に5回の東方拡大を行って東へ千キロ以上進み、ロシア国境に接した。
軍縮と大量破壊兵器不拡散の分野において、米国の「約束破り」と「脱退」は常習化している。ロシアと米国の間で現在唯一の締結されている軍縮条約「新戦略兵器削減条約(新START)」が3年後に再度延長されるかは謎だ。
ウクライナは欧米に歩み寄ることでの発展を望んだが、得られたのは工業の衰退、経済の凋落、東西の地域対立、人材流出だった。