マリのバマコで中国支援の大学キャンパスが竣工

マリのバマコで中国支援の大学キャンパスが竣工

新華社 | 2022-12-15 14:28:34

  【新華社バマコ12月15日】マリの首都バマコで12日、中国が支援するバマコ大学カバラキャンパス第2期プロジェクトの竣工式が行われた。式典にはマリのマイガ暫定首相やケイタ高等教育・科学研究相、中国の陳志宏(ちん・しこう)駐マリ大使が出席した。

 ケイタ氏は式典で、中国政府の長期にわたる無私の援助に謝意を表した。その上で、マリと中国の協力はさまざまな分野で実を結んでおり、特に教育分野では目覚ましい成果を上げているとし、カバラキャンパス第2期プロジェクトで国家科学技術センターを設置すると紹介した。また、マリはこのプロジェクトの効果を十分に生かして、高等教育と科学研究のレベル向上に努めると表明した。

 陳氏はカバラキャンパスについて、中国の援助により建設された西アフリカ最大の教育インフラプロジェクトで、西アフリカ最大の大学キャンパスの一つだとし、プロジェクト第2期が供用を開始すれば、西アフリカ地域におけるバマコ大学の影響力がさらに拡大し、マリの高等教育の発展が促進されると述べた。

 中国が支援するマリのバマコ大学カバラキャンパス第2期プロジェクトは、南通四建集団が建設を請け負い、2019年7月に着工した。敷地面積は約9万1696平方メートル、建築面積は約2万5190平方メートルとなっている。(記者/王子正)

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