22日、深圳の塩田港でフランスCMA CGMのソルボンヌ号に横付けし燃料補給のためのホースをつなぐLNG充填船、新奥普陀号。(小型無人機から、深圳=新華社配信)
【新華社深圳11月25日】中国広東省深圳市の塩田港で22日午後、タイプCのタンクを備えた液化天然ガス(LNG)充填船「新奥普陀号」がフランス大手海運会社CMA CGMのデュアルフューエル(二元燃料)エンジンを搭載したコンテナ船「ソルボンヌ号」への充填に成功した。同市で国際船舶に燃料供給が行われたのは今回が初めてで、深圳港はシンガポール港、ロッテルダム港、上海港に続く世界で4番目の、華南地区では初のLNG充填機能を備えたハブ港となった。
LNG船舶は従来の重油を燃料とする船舶と比較すると、硫黄酸化物(SOX)の排出量をゼロにすることが可能で、窒素酸化物(NOX)は最大85%以上削減が可能という。pagebreak
22日、深圳の塩田港でフランスCMA CGMのソルボンヌ号に燃料を供給するLNG充填船、新奥普陀号。(深圳=新華社記者/毛思倩)pagebreak
22日、深圳の塩田港で作業するLNG充填船、新奥普陀号。(深圳=新華社記者/毛思倩)pagebreak
22日、深圳の塩田港でフランスCMA CGMのソルボンヌ号に向かうLNG充填船、新奥普陀号。(小型無人機から、深圳=新華社配信)pagebreak
22日、深圳の塩田港でフランスCMA CGMのソルボンヌ号にLNG燃料を充填するLNG充填船、新奥普陀号。(小型無人機から、深圳=新華社記者/毛思倩)