【新華社ニューデリー11月7日】インド国防省はこのほど、オリッサ州沖のアブドゥルカラム島で、弾道ミサイル防衛計画の第2段階となる迎撃ミサイル「AD-1」の発射試験に成功したと発表した。
発射試験はインド国防研究開発機構(DRDO)が実施した。試験には異なる地点にある全ての弾道ミサイル防衛システムが参加し、全サブシステムが予定通り動作したことが、各種センサーが捕捉したデータからも検証された。
「AD-1」は、大気圏外下層と大気圏内の長距離弾道ミサイルや航空機などを迎撃するための長距離迎撃ミサイルで、射程は千~2千キロとされる。