10月28日、湖北省鄂州市にある26階建ての豚舎2棟。(小型無人機から、武漢=新華社記者/程敏)
【新華社鄂州11月2日】中国湖北省鄂州(がくしゅう)市でこのほど26階建ての豚舎が正式に操業を開始し、第1陣として種豚3700頭が導入された。
各階の温度や湿度などは自動調節が可能で、給餌やふん尿の処理などは自動制御で行われる。各階はそれぞれ養豚場として独立しており、人や物、ブタが上下階の行き来を避けることで、病気の感染ルートを効果的に遮断できる。作業員は必要な時だけ豚舎に入って、日常検査やワクチン接種、豚舎の調整などを行う。
計画では、26階建ての豚舎2棟と付帯施設を建設する。現在稼働しているのは1期棟で、同じ規模の2期棟も建設を急いでいる。全面的に完成すれば、2棟の「養豚ビル」が同時に稼働し、出荷頭数は年間120万頭に達する。pagebreak
10月28日、ビル内部の自動化された制御システムを備えた養豚場。(武漢=新華社記者/程敏)pagebreak
10月28日、ビル内部の自動化された制御システムを備えた養豚場。(武漢=新華社記者/程敏)pagebreak
10月28日、養豚場で生産設備の稼働状況を確認するスタッフ。(武漢=新華社記者/程敏)pagebreak
10月28日、間もなく稼働するスマート化された産室を見回るスタッフ。(武漢=新華社記者/程敏)pagebreak
10月28日、ビル内の中央制御室で各階の温度や湿度、給餌、給水などを正確に制御しながら、高精細カメラで養豚場の状況を確認するスタッフ。(武漢=新華社記者/程敏)