ＴＨＥ世界大学ランキング、清華大と北京大がトップ２０入り

 【新華社ロンドン１０月１５日】英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション（ＴＨＥ）は１２日、２０２３年度世界大学ランキングを発表し、中国の清華大学と北京大学がトップ２０に入った。

 中国内地からは清華大学（第１６位）、北京大学（第１７位）、復旦大学、上海交通大学、浙江大学、中国科学技術大学、南京大学の計７校がトップ１００に入った。南方科技大学、武漢大学、華中科技大学、四川大学の４校がトップ２００入りした。

 今年度のランキングには１０４カ国・地域の１７９９校がランクインし、英オックスフォード大学がトップの座を守り、米ハーバード大学が２位、英ケンブリッジ大学と米スタンフォード大学が同スコアで３位になった。

 英紙「イブニング・スタンダード」はＴＨＥのフィル・ベイティ最高知識責任者（ＣＫＯ）の話として、西側の大学が依然としてランキングを支配しているものの、東アジアと中東の大学は日増しに地歩を築いており、高等教育の質は世界的に均等化しつつあると伝えた。

 同ランキングは、教育、研究、知識移転、国際性など複数の指標で大学の総合的実力を評価しており、比較的権威ある世界大学ランキングの一つとされている。