「中国通」のデンマーク元外交官

「中国通」のデンマーク元外交官

新華社 | 2022-10-06 11:16:52

 【新華社コペンハーゲン10月6日】デンマークの元駐中国外交官、カーステン・ボイヤー・トーゲルセン氏は、中国文化を愛し、若い頃に留学して中国語を学んだ「中国通」で、この20年間ずっと中国に住んでいる。

 トーゲルセン氏は45年以上にわたり、中国関連の職務に携わっており、在広州、上海デンマーク総領事を歴任し、中国のほぼすべての省を訪れ、辺境の農村部にまで足を運んだ。

 トーゲルセン氏は「1990年ごろに初めて甘粛省の省都、蘭州を訪れたが、当時はまだ比較的遅れた都市だった。しかし5年前、蘭州の北にある白銀市に行き、街角に新しくオープンしたスーパーマーケットに入ってみると、品揃えが非常に充実しており、デンマークのスーパーマーケットと同じようだった」と語った。一番不思議だったのは、その店に空輸された新鮮な魚介類があったことで、「海から遠く離れた内陸の街で海産物を見て驚いた」と振り返った。

 トーゲルセン氏は外国の友人に対し、中国がインフラ建設に巨額の投資をし、かつてないほどの変化が起きたことをよく語っている。同氏は、デンマークを含む欧州諸国が中国との経済・貿易協力を継続、拡大することを望んでおり、「欧州と中国の重要な貿易関係が、過去40年間と同様に継続していくことを強く希望する。これは欧州の利益となる」と語った。

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