収穫期を迎えたトウモロコシ畑 中国内モンゴル自治区

収穫期を迎えたトウモロコシ畑 中国内モンゴル自治区

新華社 | 2022-10-06 09:56:41

2日、内モンゴル自治区バヤンノール市臨河区黄済村でトウモロコシを収穫する農家の人。(フフホト=新華社記者/李雲平)

 【新華社フフホト10月6日】中国で「塞外(万里の長城以北)の穀倉」と呼ばれる河套地域(黄河が「几」字形に湾曲する地域)でこのほど、トウモロコシの収穫期を迎えた。600万ムー(40万ヘクタール)以上のトウモロコシ畑では、地元農家が収穫作業に取り組んでいる。

 内モンゴル自治区バヤンノール市は1100万ムー(約73万ヘクタール)以上の耕地があり、国内の良質な中・強力粉の小麦とトウモロコシの主要産地となっている。同市農牧局の李斌(り・ひん)副局長によると、2019年以降、1ムー(約667平方メートル)当たり100キロ近い増産が実現し、10%以上の増収となった。

2日、内モンゴル自治区バヤンノール市臨河区黄済村でトウモロコシを収穫する農家の人。(フフホト=新華社記者/李雲平)

 同市では今年、トウモロコシの作付面積が617万ムー(約41万ヘクタール)に上った。単位面積当たりの平均生産高は815キロ、総生産高は前年比34万5千トン増の約500万トンを見込んでいる。同市はすでに1600台超の収穫機を投入しており、収穫作業は今月中旬までに完了する予定となっている。

1日、内モンゴル自治区バヤンノール市臨河区八一村でトウモロコシを収穫する農家の人。(フフホト=新華社記者/李雲平)

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