【新華社北京8月20日】中国国家発展改革委員会、国家統計局、生態環境部はこのほど、「統一規範化された炭素排出統計算定システムの構築加速に関する実施案」を発表し、全国と地方の炭素排出統計算定制度を構築することを明らかにした。
実施案は2023年までに職責や分担を明確にし、スムーズな連携による部門間協力の枠組みを基本的に構築し、統一的で規範化された炭素排出統計算定システムをほぼ完成させることを打ち出した。25年までにシステムをさらに整備し、データの質を全面的に高め、二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウトとカーボンニュートラル(炭素中立)の取り組みに対し、全面的かつ科学的で信頼できるデータの支援を提供する。
実施案は全国と地方の炭素排出統計算定制度の構築、業界・企業の炭素排出算定メカニズムの整備、重点製品の炭素排出算定方法の確立・健全化、国家温室効果ガスリスト作成メカニズムの整備という四つの重点任務を明確にした。