三峡ダム、放流量を増加 長江中・下流域の水位低下を緩和

三峡ダム、放流量を増加 長江中・下流域の水位低下を緩和

新華社 | 2022-08-18 08:56:06 | 編集:

 17日、三峡ダム。(小型無人機から、秭帰=新華社配信)

 【新華社武漢8月18日】中国水利部の長江水利委員会は16日、同日正午(日本時間午後1時)から三峡ダムの放流量を調節して長江中・下流域への補水を開始するよう指示する調節令を発した。計画によると、5日間で約5億立方メートルの水を長江中・下流域に補給する。

 高温少雨が続いた影響で、長江流域の複数の省で干害が発生。水不足の解消と高温に伴う電力需要の高まりに対応するため、同委員会は1~15日にも長江流域のダム群の放流量を調節し、約53億立方メートルの水を中・下流域に順次補給した。このうち三峡ダムからは約10億9千万立方メートルを補給し、長江中・下流域の水位低下を一定程度緩和した。pagebreak

17日、三峡ダム。(小型無人機から、秭帰=新華社配信)pagebreak

17日、三峡ダムの上流に位置する湖北省宜昌市秭帰(しき)県の木魚島天問公園で、水位調節後に現れた水位変動域。(小型無人機から、秭帰=新華社配信)

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