【新華社ジュネーブ1月8日】世界保健機関(WHO)のブルース・エイルワード上級顧問は6日、WHOと協力パートナーが主導する新型コロナウイルスワクチンの共同購入の国際的枠組み「COVAXファシリティー」がこれまでに49カ国・地域に対し、中国医薬集団(シノファーム)と科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチン計1億8千万回分を引き渡し、中国製ワクチンが世界で免疫力向上と命を救う面で重要な役割を果たしていると述べた。
エイルワード氏は同日のWHO記者会見で、中国製ワクチン2種類の提供数が「COVAXファシリティー」の約20%近くを占めていると指摘した。
WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は同日、まもなく開かれる北京冬季五輪・パラリンピックについて、中国が一貫して「厳格で強固」な予防措置を行っているので、現時点で感染拡大リスクが高まることはなく、大会の開催や運営に特別なリスクはないとの認識を示した。
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