ブラジル、中国製新型コロナワクチン１億回分の購入計画を発表

７日、ブラジリアで行われた記者会見に出席したブラジルのパズエロ保健相。（ブラジリア＝新華社配信）

【新華社ブラジリア１月９日】ブラジルのパズエロ保健相は７日、同国連邦政府がサンパウロ州のブタンタン研究所と協定を締結し、中国の製薬大手、科興控股生物技術（シノバック・バイオテック）傘下の北京科興中維生物技術が開発した新型コロナウイルスワクチン「ＣｏｒｏｎａＶａｃ」１億回分を購入する計画を明らかにした。

パズエロ氏は、ブタンタン研究所が４月末までに最初の４６００万回分のワクチンを納入し、残りの５４００万回分は年内に納入すると説明。これらのワクチンは全て、国の免疫計画に組み込まれ、比率に応じて各州に分配されると強調した。ブラジルでは早ければ２０日からワクチンの接種が始まる予定となっている。

７日、ブラジリアで行われた記者会見に出席したブラジルのパズエロ保健相。（ブラジリア＝新華社配信）

７日、ブラジリアで行われた記者会見に出席したブラジルのパズエロ保健相。（ブラジリア＝新華社配信）

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。