モロッコ、中国製コロナワクチンの緊急使用を承認

  【新華社ラバト１月２５日】モロッコ保健省はこのほど、中国医薬集団（シノファーム）製の新型コロナウイルス不活化ワクチンの緊急使用を正式に承認した。

  同省の公報によると、同省に所属する国家授権委員会がシノファーム製ワクチンの評価を実施し、承認を決定した。授権期間は１２カ月となる。

  同省は２３日、新型コロナウイルスの感染者が新たに９５０人確認されたと発表した。累計感染者数は４６万５７６９人となり、うち４４万１６９３人が完治し、８１２８人が死亡した。

  同省は来週から全国でワクチン接種を開始するとも発表。接種要件を満たした感染リスクの高い人々が優先されるという。

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