【新華社北京１１月１７日】習近平（しゅう・きんぺい）中国共産党中央委員会総書記は１６日、アウン・サン・スー・チー党首率いるミャンマー国民民主連盟（ＮＬＤ）がこのほど行われた総選挙で政権の継続を確定させたことを受け、スー・チー氏に祝賀メッセージを送った。
習近平氏は祝賀メッセージで次のように述べた。ミャンマーでこのほど、総選挙が無事行われ、スー・チー氏率いるＮＬＤが良好な結果を出したことについて、スー・チー氏とミャンマー国民に心から祝意を表す。スー・チー氏の指導の下、ＮＬＤが国の発展・繁栄を目指すという崇高な事業でさらなる成果を収めると確信する。
習近平氏はまた、次のように指摘した。中国とミャンマーは山水が連なり、「胞波（パウッポー、兄弟）」の友情が深い、良き隣国である。両国は今年、国交樹立７０周年を共に祝った。今年初め、私はミャンマー公式訪問を成功裏に終え、中国・ミャンマー運命共同体の構築で双方が一致し、両国関係の新たな時代を切り開いた。新型コロナウイルス感染症の発生後、両党・両国は互いに支持し合い、見守り助け合い、実際の行動によって苦難を共にする運命共同体の精神を示した。
習近平氏はさらに、次のように強調した。中国共産党はＮＬＤと緊密な友好的往来を保ち、両国関係の健全かつ安定した発展のために重要な役割を果たしている。中国は両党・両国関係の発展を非常に重視している。私はスー・チー氏と共に努力し、両党・両国関係に対する政治的なけん引を強化し、両党の交流と相互学習を深めていきたい。「一帯一路」共同建設と中国・ミャンマー経済回廊の枠組みにおける各分野の実務協力を推し進め、国境の平和と安定をしっかりと守り、中国・ミャンマー運命共同体が豊かな成果を実らせ、両国とその人民にさらなる幸福をもたらすよう推進していきたい。
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