【新華社深圳１０月１４日】中国広東省深圳市で１４日午前、深圳経済特区成立４０周年祝賀大会が盛大に開かれた。習近平（しゅう・きんぺい）中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が出席し、重要演説を行った。
習近平氏は次のように述べた。
深圳などの経済特区の４０年間にわたる改革・開放の実践は、偉大な奇跡を生み出し、貴重な経験を蓄積するとともに、中国の特色ある社会主義経済特区建設の法則に対するわれわれの認識を深めた。
一、経済特区建設に対する党の指導を堅持し、経済特区建設の正しい方向性を一貫して維持しなければならない。
二、中国の特色ある社会主義制度を堅持、整備し、改革と実践を通じて中国の特色ある社会主義制度のさらなる成熟と定型化を推進しなければならない。
三、発展こそ絶対的な道理であることを堅持するとともに、大胆に立ち向かい試行し、人の先に立つことを堅持し、思想により氷を砕き、改革が包囲を突破するよう導かなければならない。
四、全方位的な対外開放を堅持し、導入の吸引力と海外進出の競争力を絶えず高めなければならない。
五、革新が第一の原動力であることを堅持し、世界の科学技術革命と産業変革における主導権を獲得しなければならない。
六、人民を中心とする発展思想を堅持し、改革発展の成果をより多く、より公平に人民大衆にもたらさなければならない。
七、科学的な立法、厳格な法執行、公正な司法、全人民による法律順守を堅持し、法治を経済特区発展の重要な保障としなければならない。
八、「緑水青山こそ金山銀山（豊かな自然は金銀同様の価値がある）」の理念を実践し、経済社会と生態環境の全面的な調和と持続可能な発展を実現しなければならない。
九、「一国二制度」の基本方針を全面的かつ正確に貫徹し、内地と香港、マカオ両特別行政区の融合発展、相互促進を促さなければならない。
十、「全国は一つの盤面」であり、経済特区が輻射・けん引の役割をさらに果たすことを堅持し、全国の発展に貢献しなければならない。
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