23日、天津市の大黄堡湿地自然保護区に生息するコサギ。(天津=新華社配信/孫凡越)
【新華社天津7月28日】中国天津市武清区東部に位置する大黄堡湿地自然保護区は、総面積104・65平方キロ。華北地域で数少ない大型のヨシ沼沢地で、多くの希少鳥類の生息地になっており、市の湿地自然保護区に指定されている。
同保護区では過去2年間にわたる湿地の保護・修復活動を経て、生物多様性の状況が顕著に改善した。生態環境部南京環境科学研究所に委託し2019年に実施した第2回科学調査によると、前回(05年)と比べ、鳥類15種を含む計214種の野生動植物が増加していた。魚類、爬虫類、浮遊生物、底生生物などの種はいずれも大幅な増加が見られた。