17日、茶摘みが最盛期を迎えた河北省臨城県の東籬(とうり)茶園で、茶葉を摘む農民。(石家荘=新華社記者/李継偉)
【新華社石家荘5月21日】中国北部を走る太行山脈の山間に位置する河北省臨城県ではここ数年、中国南部で生産される竜井(ロンジン)茶の木を、温暖で湿度の高い浙江省杭州市から乾燥して雨の少ない趙荘郷桐花村に移植し、「南茶北移(南方地域の茶の木を北方地域に移植)」を実現、数百世帯の農民の貧困脱却を後押ししている。