【新華社プトラジャヤ5月18日】中国政府がマレーシアに寄付した第2陣の新型コロナウイルス感染対策支援物資の寄贈式が15日、同国プトラジャヤの国家災害管理委員会で行われた。
同国を代表し支援物資を受領したマレーシア首相府のレズアン・ユセフ特任大臣は感謝の意を表明。両国は将来、災害管理やビックデータ、人工知能(AI)などの分野で交流協力を強化することができると指摘し、手を携え課題に対応すれば両国関係は将来より良く発展すると確信していると述べた。
寄贈式に出席した中国の白天(はく・てん)駐マレーシア大使は、ウイルス感染症対策での協力の着実な推進を基礎としつつ、マレーシアとの政策協調も強化していくと表明。「一帯一路」協力を強め、必要分野での経済・貿易と人的往来で「優先通路」の開設を検討し、共同で両国経済を押し上げていくと述べた。
今回の支援物資には、核酸検査試薬キットや防護服、N95医療用マスク、医療用サージカルマスクが含まれる。
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